朋和産業がFSC®認証範囲を拡大

朋和産業は商品や医療器具のパッケージを製造・販売している企業で、地球環境の保全を意識した事業活動にも取り組んでいます。環境保全活動の一環としてFSC認証を取得していますが、2018年9月から認証範囲が拡大されました。そもそもFSC認証とは何か、また朋和産業が認証拡大したことで得られるメリットについてご紹介していきます。

FSC認証とは

FSC認証とは、非営利団体「Forest Stewardship Council(森林管理協議会)」が認証している国際的制度です。この団体は環境団体や先住民団体、地域の林業組合など森林に関わる企業や団体の代表で構成されており、森林管理の健全化を推進することが目的となっています。FSC認証は森林管理に関わるものが適切に管理しているか認証するもので、この認証にはFM認証とCoC認証の2種類があります。

朋和産業 FSC認証1   朋和産業 FSC認証2
[引用元:http://www.howa-s.co.jp/company/news/detail20180927.html]

FM認証とCoC認証の概要

FMとは「Forest Management」を略した言葉で、林業経営や森林管理に関わっています。特定の森林区域でFSCが定めた原則や基準をクリアして管理されているか確認されているのです。一方、CoC認証は森林の加工と流通に関する認定になります。

林産物を扱う企業は全てCoC認証を取得しないと、FSC認証製品として宣伝やラベルへの記載ができません。この資格は主にFSCに認証された製品を取り扱う加工業者や流通業者が取得するもので、流通の過程で未認証の製品が混入されるのを避けるために適切な管理がチェックしているか確認されています。

商品のパッケージのデザインから製造を行う朋和産業は、加工業と流通を行っているので2016年にCoC認証を取得しました。今までは流通の過程のみの認証でしたが、今回は加工の過程で検査を受けて認定を取得しています。

 

朋和産業がCoC認証を拡大させた意味とは

流通の過程でCoC認証を取得すると、FSC認証製品の仕入れと販売ができます。一方、加工の過程で取得すると当該製品を取得した企業や工場で加工できるようになるのです。今まで朋和産業はFSC認証製品の流通が可能でしたが、その製品が自社でも加工できるようになったことで、環境を考えた製品を求める顧客に対してよりハイレベルな要望に応えられるようになりました。森林を守ることは地球温暖化の防止や環境保全に良い影響を与えるので社会貢献につながり、また顧客のニーズにより対応できるようになった点は、企業側のイメージアップなどにつながると期待できるでしょう。

FSC認証は国際レベルの厳しい基準をクリアした企業が取得できるものなので、流通に加えて加工でも認証を得られた朋和産業はハイレベルな管理を行っていることが伺えます。今後もFSC認定製品の普及を強化し、森林保護により社会貢献していくことでしょう。

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